東京散歩「江戸史跡散歩」 |
中高年にお勧め。散歩を通して江戸の歴史を知ることが出来ます。古地図を片手に、さあ江戸史跡散歩に出掛けましょう! |
東京散歩「江戸史跡散歩」(江戸の祭りを歩く)
日枝神社 山王祭 |
日枝神社の神幸祭の祭礼。毎年6月15日に行われる。江戸時代は神田祭りとならんで
天下祭りと言われた。
日枝神社の歴史は古く、太田道灌によって江戸城内にあった。その後徳川家康が江戸城造築の際、現在地に移された。日枝神社は徳川将軍家の産土神として祀られた。
元和元年(1615)には祭りの山車や神輿が江戸城内に入ることが許され、将軍の上覧が許されるようになった。このため天下祭りと呼ばれた。また祭りは毎年行われていたが、天和元年(1681)以後は神田明神の神田祭と交互に隔年で行われることとなった。
祭りの様子は、広重の江戸名所百景にも描かれている。 |
神田神社 神田祭 |
日枝神社の山王祭と並んで天下祭りと言われた
又江戸の三大祭りとして、神輿深川、山車神田、だだっ広いが山王様と謳われた。 |
浅草神社 三社祭 |
毎年5月に行われる浅草神社のお祭りである。 |
富岡八幡宮 深川祭り(水かけまつり) |
江戸三大祭りの一つ。神田祭、山王祭と並んで有名である。
祭礼は、毎年8月15日を中心に行われ、暑さ避けに神輿に水を掛けることから別名「水掛け祭り」と呼ばれる。本祭は3年に1度行われる。
文化4年8月19日(1807)深川富岡八幡宮の12年ぶりの祭礼日に詰めかけた群衆の重みに耐え切れず、永代橋が中央部よりやや東側の部分で数間ほどが崩れ落ち、深川祭りを見るため押し掛けた群衆が多く、次々と橋から転落し、死者、行方不明者は1,400名を超える大惨事を引き起こしてしまった。 |
朝顔市 入谷鬼子母神 |
朝顔市は毎年7月6日〜8日の3日間行われます
朝顔市は入谷の鬼子母神を中心として、言問い通りに約120軒の朝顔業者の露店が並び
毎年たくさんの人出で賑わいます。 |
縁起物の熊手 花園神社 |
酉の市は、例年11月の酉の日に行われる。各地の鷲神社(おおとりじんじゃ)の祭礼。 |
鷲神社(おおとりじんじゃ) 縁起物の熊手 |
江戸時代後期から、浅草の鷲在山長国寺(じゅさいさん・ちょうこくじ)境内の鷲大明神社で行われる酉の市が盛んになった。「本酉」「大酉」と呼ばれた花又の酉の市に対し「新酉」と呼ばれた。当時浅草の鷲大明神は妙見大菩薩とも呼ばれ、鷲に乗った妙見菩薩の姿として描かれ、長国寺境内の番神堂(鷲大明神社)に安置された。11月の酉の日には妙見大菩薩が開帳され、酉の市が盛大に行われるようになった。
「酉の市」に立つ日は、おかめや招福の縁起物を飾った「縁起熊手」を売る露店が立ち並ぶ。熊手は福を「掻き込む」との洒落にことよせ「かっこめ」と呼ばれている。
又熊手は、鷲が獲物をわしづかみすることになぞらえ、福徳をかき集める。鷲づかむという意味を込められている。熊手を買うと熊手商らが威勢よく手締めが打たれる。 |
羽子板市 浅草寺境内 |
師走の12月17日〜19日に、浅草寺境内で開かれる年の瀬の風物詩。 |